インドのモビリティベンチャーTakumi Motion Controlsへの出資に関するお知らせ

Dec 19, 2023

 株式会社エフ・シー・シー(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:斎藤善敬、以下「当社」)は、インドで電動モビリティ(二輪車・三輪車・農機等)向けPCU、VCU及びサービスの開発、販売をするTakumi Motion Controls Pvt. Ltd.(本社:インド カルナータカ州 ベンガルール、代表取締役:Britto Edward Victor、以下「TAKUMI社」)と、電動モビリティ向けパワーユニット、サービスを提供する為のビークルコンピュータの共同開発を含む業務提携を結ぶとともに、同社に対して出資しましたのでお知らせいたします。
 TAKUMI社は日本が誇る匠の技をインドの産業に融合させ、新しいテクノロジーで新たな価値創出を目指し、電動モビリティ向けモータコントローラ、ビークルコンピュータ及びサービスの開発、製造、販売を行うインド発のベンチャー企業です。将来的にはコネクテッド、サービス領域の開発を軸として電動モビリティのニッチマーケットにおけるプラットフォーマーを目指していきます。
 
 当社は二輪車・四輪車用クラッチのトップメーカーとしてグローバルに事業展開をしており、特に二輪車用クラッチは 5 割を超えるシェアを有しております。今後、四輪車のみならず二輪車においても電動車が拡大することを見据え、かねてより電動モビリティ向けパワーユニットの開発に取り組んでまいりました。また、CASE(コネクテッド、自動運転、サービス/シェアリング、電動化)やMaaS(Mobility as a Service)の急速な進展に伴い、社会や人々の暮らしを便利で快適なものになるよう、コネクテッド、サービスの領域に於いても取組みを強化しております。
 
 インドにおいては大気汚染・脱炭素など社会課題への対応と経済成長のため政府は積極的な電動車支援策を打ち出しており、電動モビリティ領域もさらなる拡大が見込まれています。世界最大の二輪車市場である同国にて、クラッチで 6 割以上のシェアを持つ当社と、 PCU、VCU及びサービスの製造、販売を行うTAKUMI社が協力することで、市場に適した電動モビリティ向けパワーユニット及びサービスの開発と事業化を加速させ、同国及びアジア地域における電動モビリティの拡大に対応していきます。
 当社及びTAKUMI社は、イノベーションを一層加速させ、カーボンニュートラルの実現と社会課題の解決に貢献してまいります。
 

Share it on

Select Language